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【ご報告】「妊活の”やめどき”」をテーマに妊活座談会やりました

普段できない「妊活」のことを、当事者同士で話をする座談会。

(今までの内容はコチラ

今回は「妊活の”やめどき”を考える」がテーマでした。

妊活の最中に「やめどき」と向き合いたくないし、考えながら取り組んでいる方はやはり少ない...。

今回は、お一人の参加でしたが、ゆっくりと心の内を伺いました。

Aさんは、早発閉経で、毎月の排卵が難しく、左卵管閉鎖し、自然妊娠が難しい状態です。

そして、先生によると、流産しやすい子宮の形をしているそうです。

もちろん、体質改善や授かりやすくなる為に、ご自身で様々な努力をされていました。

意を決して県外へ通院し、最後の体外受精に取り組まれましたが、思うような結果に結びつかず...。

ご夫婦で決めたこととは言え、

約6年間、仕事も辞め、全てを不妊治療に注いできたAさんにとって、

不妊治療をやめることは、ご自身の体の一部をもぎとられたようだと思います。

幼い頃から「母になる」ことを夢見てきたAさん。

ご自身のお母様がAさんの成長を見守り続けてきたように、

Aさんも「子供の成長」を側で見守りたかった...と。

「自分には、もうその未来がないんだなぁ...」と涙ながらに、母になることへの想いを話してくれました。

そして、座談会数日後のAさんのブログに「特別養子縁組」に関する想いが綴られていました。

血のつながりがない「養子縁組」という選択は、今はまだないけども、

話だけでも聞いてみようか...と。

「子供を産む」「子供を育てる」どっちがしたいの?

という質問をしてくる方もいますが、

そんなこと、両方に決まってるじゃない!

でも、今、そんな選択をできるほどの余裕はなくて、ただただ現実を受け入れることに精一杯で...。

誰でも、自分の子供を産みたい!育てたい!と思っています。

でも、その夢が叶わないのであれば、それでも、子供との人生を歩んでいきたいと思うなら、

ひとつの選択肢であると、私は思います。

どのような選択をするかは、時の流れによって、環境によって、きっと変わってくると思います。

Aさんは、これからの夫婦の選択肢の一つとして「特別養子縁組」について、

これから真剣に向き合ってみるそうです。

私は、ただ、Aさんの語ってくれることに耳を傾けるだけでしたが、こんなことも言ってました。

「妊活を頑張ってる人たちの集まり(座談会)は必要だけど、

何かをあきらめる、終わりにする人たちの集まりも必要。

話すことで、自分の心が整理できる。

前を向ける。

自分一人じゃないんだ!と思える。」

Aさんは、身をもって体験された妊活を通して、

同じように「やめどきを考える」方に寄り添いたいと思っていらっしゃいます。

ひとくくりで、「妊活」「不妊治療」というのではなく、

夫婦の関係、環境、体、心、仕事、お金...様々な要因が、ご夫婦それぞれですが、

心の中を語り合うことで、自分の心を整えていく座談会は、やっぱり必要だと思いました。

そして、私がハッとさせられた、「特別養子縁組」を真剣に考えるという、Aさんの言葉...

「夫と私の血が繋がった子供を授かることができないことよりも、

夫と一緒に子育てできない、

母親になることができないことの寂しさの方が強かった。」

私は、Aさんに、とても強くて深い愛情を感じました。

妊活した結果、

妊娠、出産、子育て、夫婦だけの人生、特別養子縁組...など、

どんな選択をしたとしても、

その先の人生で「今が幸せ」と思ってもらえるようなサポートをしていきたい...と改めて思いました。

様々なテーマで、また、座談会やりますね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【日時】11月未定(決まり次第お知らせします) 【場所】高松市内カフェ。参加者の方にお知らせします。 【参加費】お茶代実費のみ

ご参加希望の方は、コメントかメッセージくださいね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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