【報告】妊活座談会 with 胚培養士さん ~第一部~
こんにちは。ハローベイビー吉川和代です(^^)
先日、行われた『妊活座談会』のご報告です。
午前の部「一般不妊治療(タイミング、人口授精)の方対象」
午後の部「体外受精の方、又はステップアップを考えている方対象」
と、2部制にて開催。
女性は、妊娠する力は年齢と共に減少していきます。
実は、男性も同じ...。
まずは、妊娠のプロセスについてのお話。
今は、8組のカップルの内、1組が不妊だと言われているそうです。
この不妊という定義...日本では、「2年間取り組んでも妊娠しない」から「1年」に変わってます。
海外では、もともと1年だそうです。
20歳代でも、1回の排卵で妊娠できる確率は、30%前後と言われています。
それだけ、妊娠はたくさんのステップを踏んで、一つ一つがクリアされて成立するということを、まず知っておいてほしいとのことでした。
「女性と男性の体の仕組み」。
最近では、「男性不妊」という言葉もあるように、
精子をうまくつくることができない方もいるようです。
男性不妊の8~9割がこの原因で、精巣から精子をとる手術に助成金が適用されるようにもなりましたよね。
そして、「妊娠の仕組み」。
元気な精子と1個の卵子が出会うところから始まる、妊娠のプロセス。
その一つ一つがうまくいくように、手助けしてくれ見守ってくるのが、不妊治療です。
一般不妊治療と言われる「タイミング法」「人工授精」は、実は、妊娠率としてはそんなに差がないそうです。
・精子が少ない人
・排卵の時期のおりものの状態が良くない
こういった方は、タイミング法よりも人工授精の方がオススメ。
また、培養士さんならではのお話もありました。
病院(先生)によっては、人工授精のやり方が違うということ。
単に、工程などの違いではなく、人間の神秘的な体の仕組みを考えていくと、
「なるほど!」と言った、とっても興味深いお話で、知っておくと病院選びに迷わなくても良くなります☆
そして、「妊娠しやすい健康づくり」。
規則正しい生活に勝るものはなし!ということです。
バランスよく食べ、適度に動き、必要であれば、体のメンテナンスをしにお店に行くのもOK。
良い卵子をつくるために...皆さんいろいろ取り組まれてますが、
培養士さんの見解では『卵巣に良い血液を送ること』。
子宮も卵巣も、細胞の一つ。
体に良いことは、子宮や卵巣にも良いこと。
それを【継続】させることが大切ですよね☆
とても勇気づけられるお話もしてくださいました(^^)
「どんな治療でも、性交渉はずっとし続けてほしい」
以外というか、やっぱりというか...。
精子の子宮内での命は3~4日です。
3~4日に一度、性交渉すると、理論上、常に子宮内に精子がいることになります。
妊娠しやすいというだけでなく、
女性の体的にも、当然、変わってきます。
なんか、改めて、大事なことを教えてくれた気がしました。
不妊治療が始まると、自然と性交渉がなくなります...。
特に、体外受精が始まると、なぜだか、なくなります...。
今後、医学が進歩し続けていくと、妊娠が困難な場合でも、そのサポート力は強まってくるはずですが、病院がお手伝いしてくれることは、やはり限られていて、
「命を産みだす」という、人間の身体の神秘的な神業はやっぱり人間にしかできなくて...。
より良い環境をつくるためにも、
夫婦で命を作るということにおいても、
この言葉は、とても大切なことだなぁと、改めて思ったのでした。
午前の部は、3人の方がご参加くださいました。
ご参加のアンケートです↓
●どんな理由で今回の「妊活座談会」に参加しようと思いましたか?
・周りに妊活中の人がいなくて、いろいろ話を聞いてみたかったから。
・同じ悩みを抱えている人と話をして、モチベーションを保つため。
・培養士さんにお話を聞けるので。
●妊活座談会に参加されて一言お願いします。
・ネットでの情報しかなく、先生にも詳しくは聞きづらいので、実際に不安だったことが聞けて良かったです。
・病院の診察では、時間の関係であまり質問できないことも聞けて良かったです。
・来る前は何を聞いたらいいか分からなかったですが、お話を聞いているうちに、聞きたいことがでてきました。自分だけでは知らないことばかりなので、質問したいことが分かったり答えを聞けたりして良かったです。
皆さん、今回のような座談会を、今後も希望されるそうです(*^_^*)
参加者の方が、納得し満足してもらえることを話して頂けた、培養士さんには、心から感謝しますm(__)m♡ 午後の部「体外受精の方、又はステップアップを考えている方対象」の報告は、また後日...(^^)/
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また、妊活座談会、開催しますね!
(今までの座談会の様子はコチラ)
ご参加希望の方やお問い合わせは、コチラまでメッセージくださいませ。 あなたのご参加をお待ちしております。